これから残る広告・残らない広告
これからの時代は広告のあり方も変わって来るでしょう。
消費者の心を掴む広告とは流動的で、同じ手法がいつまでも通用するとは限らないのです。
そこで、これから残る広告、そして残らない広告が何なのかを考察してみたいと思います。
まず、残る広告は見る人の心を鷲掴みにするものでしょう。
抽象的ですが、これが残る広告の本質ではないでしょうか?
見ても何も感じない、何となく流し見てしまうような広告では時代の流れの中であっという間に置き去りにされます。
心を揺れ動かすのは何でも良いのです。
怒りの感情でも、癒しの感情でも良いでしょう。
何かしらの揺らぎを心に作れば、それはいつまで経っても残り続ける広告となるのです。
Youtubeなどの動画投稿サイトには、昔のCMが数多く投稿されています。
良いCMであればいつの時代の人の心にも刺さるでしょう。
チラシやネット広告でも同様です。
心を動かすものであれば必ずツイッターやフェイスブックで共有されます。
それによって広告は次世代へ残って行くのです。
心を動かせない広告は、自然と誰からも忘れ去られて行くでしょう。
媒体としての広告も残るものと残らないものが考えられます。
近い将来に無くなると考えられるものとして、新聞の折り込みチラシなどがあるでしょう。
紙の印刷代はバカになりません。
今はネットで何でも情報が集まる時代なので、ネット広告に移行して行くでしょう。
リアルタイムで情報を更新出来ますし、お得な情報を消費者へ能動的に通知することも可能です。
新聞の存在価値も危ぶまれています。
ニュースはネットで無料閲覧出来ますし、そのニュースサイトに広告を埋め込んでおけば解決するのです。
わざわざ新聞を購読するのはもったいないと感じるでしょう。
今後はネットを中心とした広告が広まり、テレビのCMよりも動画CMの方が中心になるかもしれません。
未来はどうなるか誰にも予測出来ませんが、先見性のある人は既に動き始めています。
誰も見えていない可能性を見ることが出来たのであれば、新しい形の広告を生み出すチャンスです。