日本の経済を支える広告代理業の問題点と闇をまとめました。

MENU

広告代理業界が抱える問題

莫大な利益を上げている広告代理店ですが、実は大きな闇を抱えています。
それは一業種一社制の問題です。

 

一業種一社制は、1つの広告代理店が1つの業種しか受注できないシステムのことです。
海外ではこの一業種一社制が原則となっており、破ってはいけないルールとして運用されています。
しかし、日本ではこの一業種一社制のルールが存在せず、守られていないのです。

 

もう少し分かりやすく説明するために自動車を例に挙げましょう。
例えば、広告代理店Aがトヨタの広告を担当するとします。
そんな中でトヨタのライバル会社であるホンダの広告も担当したらどうなるでしょうか?
トヨタの機密情報もホンダの機密情報も、広告代理店Aがすべて握ってしまうことになるのです。

 

これでは本当の意味での自由競争を阻んでいるのではないでしょうか?
それ故に同業他社、つまりライバル会社の広告を同じ代理店が引き受けないようにするのが一業種一社制のルールです。

 

日本では電通が同業他社の広告をいくつも担当しているため、メディアの財布を完全に握ってしまっているのです。
これでは他の会社がどれだけ努力しても電通には追いつけませんし、そもそも電通の気分次第で広告の見せ方が変わります。

 

具体的な問題も露呈してきます。

1つの広告代理店に情報が集まることで、値下げ競争が生まれないのです。
そのため、消費者は常に高い広告料金が加算された商品を購入しなければなりません。

広告代理業界が抱える問題

 

さらに、大手の広告代理店が国の広報を担当していれば、都合の悪いニュースは流れなくなるでしょう。メディアの収入部分が不透明になり、賄賂や癒着などの黒いお金が動くことになっている可能性はあります。一業種一社制のルールが入れば値下げ競争やサービスの工夫による市場の活性化が起こるはずです。

 

しかし、少なくともしばらくの間はそうしたルールは生まれないでしょう。

莫大なお金が集まる広告代理店に逆らえる人は少ないですし、黒いお金がうごめいているかもしれないからです。広告代理業の闇、これはとても根深いのです。